
オーストラリア留学してみたいけど、アメリカ留学やイギリス留学と違いあるのかな、、、オーストラリアの英語って訛りあるって聞くし、メリットとデメリットを知りたいな。
こんな疑問を解決します。ぜひご覧ください。
私は約1年ほどオーストラリアで生活、留学してみてオーストラリアのメリット、デメリットにたくさん出会うことができました。今回は惜しみなく全部お伝えしていきます。
オーストラリア留学にはたくさんのメリットがありますが、自然と共存できる留学をここまで体験できるのはオーストラリアだけかも。メリットとデメリットそれぞれ5ずつ徹底的に解説していきます。
読んでほしい人
- オーストラリア留学を検討している人
- 留学する国に悩んでいる人
- オーストラリア留学のメリット、デメリットを知りたい人
⌚この記事は6分で読めます。
読んでいただく前に、もしお時間あれば私のプロフィールも少し読んでいただければありがたいです。プロフィールはこちらからどうぞ。
さて今回はこのような流れでお話していきます。
[目次]
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オーストラリアの基本情報


留学するにはまずは基本的な所も知っておかないとね。オーストラリアの基本情報から教えてください。え、人口少なすぎ!!(笑)カンガルーの方が多いなんてことないですね?(笑)
- 首都:キャンベラ
- 人口:約2,310万人(カンガルーの数は4500万頭(笑))
- 面積:約7,680,000km²(日本の20倍)
- 言語:オーストラリア英語(訛りに関しては後ほど)
- 通貨:オーストラリアドル
- 日本との時差:3つの時間帯があり、東海岸:+1時間、中央部:+30分、西部:-1時間
- サマータイム:10月の最終日曜~3月の最終日曜まで、ニューサウスウエールズ州、ビクトリア州、首都特別地域、タスマニア州(10月第1日曜~)、南オーストラリア州では、上記の時間+1時間
と簡単にオーストラリアの基本的な情報をまとめてみましたが、なんせ人口が少ない。カンガルーよりも少ない。そして気候も素晴らしく良いです。オーストラリアの気候と服装に関してはこちらの参考にしてみてください。日本の気候とは真逆の季節になります。
参考:これで完璧!全力でシドニーを楽しむための気候と服装を徹底解説!
オーストラリア留学のメリット


オーストラリア留学ってたくさんメリットありそうだな。なんかオーストラリアって聞くだけで楽しそうだし!どんなメリットがあるんですか?
✓ オーストラリアの国民性

オーストラリアの人達は他の国の比べ物にならないくらい明るくて気さくです。朝すれ違った知らないおばさんもおじさんも、散歩をしているお姉さんもけっこうな確率で目があえば挨拶してくれます。
ある程度ルーズなところもオーストラリア人の良いところとして挙げられます。たまにルーズすぎるとも言われますが(笑)集合時間プラス1時間くらいの日程の余裕は欲しいですね。この辺りはフィリピンや他の国でも同じかもしれません。
親日加減もなかなかで、2017年にシドニーで開催されたSydney JAPAN FESTIVALでは5万5千人もの人が訪れました。オーストラリアの人々が親日な理由としては「礼儀正しい」「しっかりしている」など日本人ならではの部分が高評価です。多国籍のオーストラリアだからこそ、日本人の良いところは際立つみたいです。
✓ 留学費用が安く抑えられる

オーストラリア留学はアメリカ、イギリスの留学費用に比べて比較的安くなる傾向にあります。
1年間の費用を簡単に比べてみると
アメリカ・イギリス留学 | オーストラリア留学 |
150~620万円 | 100~400万円 |
アメリカ・イギリスの留学が結局高くなってしまう傾向にあります。オーストラリアは距離も日本から近く、航空券費用を抑えることができます。幅が大きいのは留学の仕方が色々あるからですね。
他にも安く抑えることができる理由として、学生ビザでも就労(週に20時間)が認められていることが挙げれます。ワーキングホリデーでも有名なオーストラリアですが、学生ビザでもアルバイトとして働くことはできますので、ご安心ください!
✓ 教育のレベル、質が高い

オーストラリアの教育はレベルが高く、QS世界大学ランキングベスト100(2020年)の中にオーストラリアの大学は7校が入っています。中でもThe Australian National Universityはレベルが高く、世界で29番目の大学に選ばれています。東京大学は22位なので少し劣りますが、、、(笑)

オーストラリアの大学教育のランキングはわかるけど、留学って大学への留学だけじゃないからな、、、僕は語学学校に留学するつもりだから。
そんな留学生ももちろん大丈夫です。ESOS(Education Services for Oversea Students)という、留学生の勉強をサポートする体制も整っていて、教育サービスを行えなかった場合は学校から払い戻し金が戻ってきたり、コースの変更なんかをすることもできます。また教育サービスを受ける権利も尊重されます。留学に関してはかなりの高評価な体制となっています。
✓ 留学の選択肢が多い

これはデメリットの方にも挙げていますが、オーストラリアでの留学は「選択肢の幅」がかなり広いです。語学留学から大学留学、ワーキングホリデーや専門学校などたくさんの方法の中から選択しなくてはなりません。ワーキングホリデーのハードルが低い国は他にはありません。
ただ、この選択肢が多い分、自分に合ったものを探すことができ、より成功する留学へとつながりやすくなります。留学の方法もたくさんある上に語学学校もたくさんあり、口コミも多いため、自分に合った学校が見つかりやすいですね。
なんとその数172校。(あくまで約です(笑))そんなにあるんかい!って感じですが、これだけの量あると選ぶのも大変かもしれませんが、しっかり自分の軸を持って学校を選びましょう。
✓ 日本との距離と時差が少ない

日本からの距離もそんなにないのも嬉しいポイントの1つです。家族や友達が来やすいのもオーストラリア留学の良いポイントです。
しかも時差はたったの1時間!カナダなんかは時差が16時間もあるので「そっち何時?私もう寝るんだけど」なんてことは日常茶飯事。オーストラリアならその心配もありません。
オーストラリア各地の日本との時差はコチラ
都市 | 時差 | サマータイム |
ケアンズ | +1時間 | ✖ |
シドニー | +1時間 | 〇 |
メルボルン | +1時間 | 〇 |
キャンベラ | +1時間 | 〇 |
アデレード | +30分 | 〇 |
パース | -1時間 | ✖ |
ダーウィン | +30分 | ✖ |
オーストラリア留学のデメリット


✓ 留学費用が高い

先ほど”留学費用が抑えられる”と話しましたが、あくまでアメリカやイギリスに比べると、の話です。フィリピンやフィジーに比べると比較的高くなる傾向にあります。
ちなみにフィリピンやフィジーの留学費用と比べると
オーストラリア留学 | フィリピン・フィジー留学 |
100-400万円 | 200-300万円 |
「あれ、あんま変わらない?」と思う人もいるかもしれませんが、オーストラリアの場合は働くことができるからこの金額になるわけです。実際の留学費用はフィリピンの方がだいぶ安くなります。
そしてオーストラリア留学の場合、短期留学は少し割高になります。オーストラリア留学短期(1か月の場合)にかかる費用を見てみましょう。
授業料 | 10-20万円 |
滞在費 | 8万円 |
航空券 | 8-12万円 |
海外保険 | 2万円 |
ビザ | 0-1万円 |
生活費・交通費 | 10-15万円 |
諸経費 | 5万円 |
合計 | 43万円-63万円 |
フィリピンの1か月の留学費用はおおよそ30万円と言われているのでやはり少し割高のイメージにはなりますね。フィリピン留学の場合は授業数も多いので、学校に通っている時間数で換算するとよりフィリピンの方がお得になります。
✓ 訛りのある英語
“オーストラリア英語の訛り”は多くの人が心配する、そして留学前に知っておきたい重要なポイントの1つです。せっかくなので動画で確認しておきましょう。
アメリカ英語で中学、高校で授業していた日本人にとっては少し訛っているというか、イギリス英語?みたいな感じに聞こえるかもしれません。
オーストラリア英語は実際にはイギリス英語寄りの英語になります。が、訛りがあったり現地のスラングを連発するのは田舎の人達だけのイメージ。留学前にそんなに心配するほどのことはありません。語学学校の先生なんかはちゃんとした英語を話してくれますので、心配なく。(中には少し訛りがある人もいましたが(笑))
オーストラリア英語の特徴というか、覚えておいた方が良いフレーズとして”No worries”があります。“No Problem”の派生ですが、オーストラリア人はこれを連呼しますので、使い慣らしてオージー(オーストラリア人のこと)っぽく攻めていきましょう。
✓ 日本人が多く日本語を使う機会も意外と多い

オーストラリアに渡豪する日本人は約8,000人近くになります。これは学生ビザのみのカウントです。ワーキングホリデーの滞在者も大体8,000人くらいなので実際には年間16,000人くらいの日本人がオーストラリアに滞在しています。そのためどこにでも日本人がいます。
“日本人のいない学校がいい!”という留学生もよく聞きますが、日本人のいない語学学校を探すのはなかなか難しいことは知っておきましょう。その中でも日本人の少ない学校を求めて留学する学校を探していきましょう。
そして学校だけではありません。日本人のワーキングホリデー滞在者はほとんどがアルバイトをしています。そこから派生する日本人のコミュニティもたくさんあります。留学と言っても意外と日本人との関わりはたくさんあるんですね。
日本人が少ないところを探すとある程度田舎の地域を探すことをおススメします。ダーウィンやパースなど田舎方面に行くと比較的に日本人は少なくなります。逆にシドニーやブリスベンなどは日本人留学生や他国からの留学生が多くなる傾向にあるので、都市選びには注意しましょう。
✓ 日本に比べると少し物価が高い

日本に比べると少し物価が高い?というのはオーストラリア留学に行く前によく聞く言葉です。オーストラリアと日本円のレートは1ドル=74円前後です。(2020/10現在)新型コロナウイルスの影響で少し下落しました。オーストラリアの中でも物価が高めな都市とそうでない都市があります。
シドニー | 高い |
パース | 高い |
ケアンズ | 高い |
ブリスベン | 安い |
メルボルン | 安い |
シドニーやパース、ケアンズの物、全てが高いというわけではありませんが、外食や家賃が高くなる傾向にあります。
ブリスベンやメルボルンも比較的大きな都市なのになぜか物価が少し安いので、仕事も見つけやすく過ごしやすい環境かなと思います。
実際にどのくらいの物価なのかを見ていきましょう。
水(500-600ml) | 100円 |
米5kg | 600-700円 |
リンゴ(大袋) | 450円 |
ポテチ | 150-200円 |
コーラ | 250円 |
カフェ(ご飯) | 1300-1500円 |
日本食レストラン | 1500-2000円 |
ラーメン | 1200-1500円 |
マクドナルド(セット) | 800-1000円 |
シャンプー(330ml) | 300-500円 |
歯ブラシ | 400-500円 |
Tシャツ | 400-500円 |
交通費(1日) | 1000円程度 |
たばこ | 3000-4000円 |
全体的に少し高いなー、という印象はあると思います。果物なんかはさすがオーストラリア、日本よりはいいものを安く買うことができます。
家賃は1週間や2週間ごとに支払うことが多いです。日本と違ってシェアハウスがほとんどで、1人部屋もありますが、留学やワーキングホリデーで来ている多くの人はシェアハウスとなります。簡単にどのくらいの費用になるかまとめてみました。
都市 | 家賃(日本円) |
シドニー | 54,000円-69,000円 |
メルボルン | 48,000円-60,000円 |
ケアンズ | 25,000円-39,000円 |
パース | 21,000円-36,000円 |
やはり日本よりも高いですね。オーストラリアでの1か月の生活費は約16万円となっています。学費を除いてもこの金額なので、留学しようと思うと1か月30万円-40万円ほどかかります。食費を削ることやシェアハウスに住むことで予算を削ることができるので、予算の調整はしっかりしておきましょう。
✓ 選択肢が多すぎる

留学の選択肢が多いので、良かったです!
という声はありますが、逆にそのせいで迷いすぎてしまうこともあるようです。語学学校は各都市に数多くあり、シドニーやメルボルンには50校を超える数の語学学校が存在します。この中から自分にベストの学校を選ぶなんてなかなか至難の業です。
ということで留学エージェントに相談しすぎて疲れることもしばしば。オーストラリアの留学は学校だけではありません。ワーキングホリデーの仕方、仕事の選び方、都市の選び方などなど考えるべきことは山ほどあります。自分のしたい留学、自分の理想の姿をしっかり想像して学校選びに入りましょう。
まとめ


オーストラリア留学にもたくさんのメリット、デメリットあるんじゃな。他の場所も考えている人も要検討じゃな。
✓ オーストラリア留学がおすすめな一番の理由
メリット、デメリットについて触れてきましたが、やはりオーストラリア留学をおすすめする1番の理由は”多国籍文化の中で生活できること”です。
他の国で、これだけたくさんの国籍の人と触れ合いながら人生を体験できるところがあるのかと考えましたが、答えはNOです。やはりアメリカやイギリスへの留学では国籍も限定的で、なかなかオーストラリアほどのグローバルな留学が経験できません。
それぞれ留学やワーキングホリデーに懸ける思いやそれをする理由、目指すものは違うかもしれませんが、多国籍な環境で生きていくことは必ず人生の+αになります。